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ワンダー FULL TOKACHI file.3  おっぱいの神様

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file.3 おっぱいの神様

国道38号線から浦幌町へ入ると海が近いながらも平坦な十勝らしい景色から山間の風景に変わってきます。
釧路方面へ向かって走ると、もうすぐ右手側に道の駅「うらほろ」。
国道38号線沿いでは十勝管内唯一の道の駅です。
このあたりは大型車の交通量も多く、コンビニや物産店もあり、右左折待ちの車が停車していることがあるので前方に十分注意しましょう。
確かにいろいろと気になるものも目に入るのですが…

例えば、この看板! ちょいとビックリ!(。・ω・)

 kanban

国道ぎわにあり、真っ赤なのでインパクト大!(; ̄_ ̄)
男性ドライバーは、たちまちわき見運転かも…

「?」と思い、脇の参道を見上げると、高台の木立の間から大きな社殿がうかがえました。
変な意味ではなくレッキとした神社であることは間違いないようです。
しかし「おっぱいの神様」とは、どいうことなんだろう(。・ω・)オッパーイ?

 

浦幌町

浦幌町は、十勝の一町で単独の十勝郡になります。(他の郡分けは複数の市町村が属している)
町名は、アイヌ語の「オーラポロ」(川尻に大きな葉が成育するところ)の音写が由来だという。
全長96.7キロメートルの浦幌川流域を占めて南北に長い。大部分は丘陵と台地ですが、林野が総面積の7割あり、南部は太平洋に面している。行政面積729.75平方キロメートル。
町の木:ナナカマド
町の花:ハマナス
町の鳥:アオサギ

浦幌町のマスコットキャラクター「うらは」と「ほろま」もアオサギで、「うらは」は頭にハマナスの花、「ほろま」はナナカマドの実を咥えています。

 

観 光

うらほろ留真温泉 道内トップクラス、PH9.8のアルカリ泉。

昆布刈石展望台 晴れた日は襟裳岬や釧路が一望できる海岸。太平洋の名にふさわしい眺めが圧巻!

黄金の滝 滝のスケールは小さいながら流れ落ちる岩盤層が黄金色に輝くところから名付けられました。

うらほろ森林公園 市街地から近く、広い園内はキャンプ場のほか、PG場、多彩なアスレチック遊具、遊歩道、82mのつり橋、展望台などがあります。

 

歴 史

1900年(明治33) 大津村外六ヶ村戸長役場から十勝村、生剛(おべつこうし)村、愛牛村の3村が分離、独立し、生剛村外二ヵ村戸長役場を設置する。(浦幌町開基)

1906年(明治39) 生剛村と愛牛村が合併、二級町村制が施行され、生剛(せいごう)村となる。

1912年(明治45) 浦幌村に改称。

1954年(昭和29) 町制施行、浦幌町となる。

1955年(昭和30) 大津村廃村により、一部(大字十勝村、大字鼈奴(べっちゃろ)村、大字長臼(おさうす)村の一部、大字大津村の一部)を編入。

1998年(平成10) 浦幌十勝川にかかる浦幌大橋が完成、開通。

1999年(平成11) 開町100年記念式典が行われる。

 

産 業

農業は畜産が中心。古くは馬産地(軍馬 釧路種)の一つであったが衰退し、第二次世界大戦後は浦幌炭鉱の鉱山と酪農地域へと変貌した。炭鉱は尺別炭鉱に集約し閉山した。
肉用牛の生産、畑作が盛んで、馬鈴薯と甜菜の収穫量が特に多い。
豊富な資源を背景に林業も行われる。
厚内川河口、厚内に漁港があり、近海はサケの好漁場でタコ、ホッキなども漁獲する。かつては昆布漁も多かったが近年はあまり行われていない。シシャモの漁獲もある。

おや?(。・ω・) ぜーんぜん「おっぱい」らしきものは出てこないですね。

他所にオッパイ山というのがありましたが(上士幌町と足寄町の境にあるピリベツ岳と西クマネシリ岳の二つの山が十勝三股(上士幌町)から並んだ2つのオッパイに見えるのでこう呼ばれる)そういった景勝地が町内ない…。

それでは浦幌神社のことを調べてみましょう。

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浦幌神社

祭 神:天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)・八幡大神(やはたのおおかみ)
夏季神輿渡御祭:例祭日 9月20日
境内社:伏見稲荷神社・乳神神社・水子神社
明治28年頃、浦幌原野の拓地開墾が進み、住民の心のより処とする神社建立の声が高まりました。
発起人の労により、伊勢神宮より『天照皇大神宮』の神璽を受け、明治29年に坂東農場(現在の町営浦幌町総合スポーツセンター付近)に祠を建て奉祀したのが浦幌神社の始まりです。
明治後期には浦幌の人口も増加して、浦幌町東山一線(現在の公衆浴場健康湯付近)に遷座(移設)。大正14年に東山の麓(現在の樹霊塔付近)に本殿を造営。翌年、拝殿が完成してお祀りしました。
この間に町内にあった帯富神社・千歳神社・時和神社を合祀、『八幡大神』もお祀りするようになりました。
昭和49年、現在地へ遷座。平成8年には御創祀百年を迎えて社殿を改修し、創始百年大祭を斎行。

 

由緒正しい神社です。
この神様が「おっぱい」を司っているのではなく、境内社の欄にあるように他に「おっぱいの神様」が祀られていました。

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乳神神社

祭 神:乳授姫大神(ちちさずけひめのおおかみ)
例祭日:5月21日・9月21日
大正時代、浦幌町の山奥にナラの大木がありました。不思議なことにその木の幹には女性の乳房に似たコブが2つ並んで付いていました。
iware ある老婆がこの木に「孫のため、母親に乳を授けてください」と一心に祈願したところ、その願いが叶ったというのが、この乳神信仰の始まり。
後の災害により御神木は倒れてしまいましたが、乳房形のコブは残り、昭和30年頃から瀬多来神社でおまつりするようになりました。
昭和57年、乳神様のご利益を広く世に広めようと街の婦人たちが発起人となって、浦幌神社の境内に炭山神社の本殿を移築、ここに御神体のコブを移しました。(元の位置は現在の日立建機㈱浦幌試験場内に残されてあり、御神木跡地として祀られています。この地に新たにナラの木が芽吹き、『二代様』と呼ばれて竹垣で厳重に囲われている。)
地元で「乳神さん」の名で親しまれ、春秋にお祭りが行われています。
そのご利益の内容は、乳授け・子宝・安産・病気平癒(婦人病や様々な病)・縁結びの神様として、道内はもとより道外からも信仰を集めているそうです。

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社殿の中の「乳神様」そのものの姿を伺う事はできませんでしたが、乳神様本殿の隣に「乳石」という石が祀られています。これは浦幌町厚内箱石の沢で発見された自然石(硬質砂岩)で、昭和57年に奉納され、平成19年に乳石殿を建立。自由に触れることができ、触れることで御神徳が授かるのだそうです。スリスリ..

浦幌神社公式HP 

syoumen社務所で取り扱うお守りでも「おっぱい守り」を取り扱っています。
乳神様の御神木にちなんだナラの木の手彫りで「母乳授け・子宝安産・病気平癒・心身健康」にご利益があるそうです(=´ω`)ノ

他にもこちらの神社では、ユニークなおみくじが豊富で「福恋おみくじ」「幸福おみくじ」「花おみくじ(花言葉)」「天然石おみくじ」等があって、お参りが楽しめるお社です。

タイトルに惑わされて深読みしませんでしたか? (。・ω・)シッパーイ!

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    • かつや
    • 11月 18th, 2013

    うちは二人の子供を授かりにお参りに行きました無事元気に生まれてくれたので、乳神様には感謝していますもちろん報告とお礼には行きましたよ

  1. かつや様
    コメントありがとうございます。
    お子様がお授かりとのことで、やっぱり霊験あらたかなのですね(=゚∇゚)

    乳神様に見守られ健やかに育つことをお祈りいたします。

    一度、ご神体を拝んでみたいものです。

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