とかちプラザ
北海道帯広市西4条南13丁目1
1985年 北海道音更町出身
奎星会所属
奎星会無鑑査会員(2017~)、毎日書道展会友(2022~)
帯広柏葉高等学校書道部に所属し、塩﨑艸、八重柏冬雷 に師事。
古典から前衛まで幅広い書の表現方法を学ぶ。
高校卒業後より奎星会おびひろに所属。
保健師、2児の母となった後も、前衛書やダンスなどの芸術活動を継続。
招待作家として「TOKACHI書2021」「2023第1回未来につなぐアーティスト~北の構図展」に出展する他、個展も数回開催。
2022年、保健師を卒業しアーティスト活動に専念。
舞×書×いけばなの融合芸術表現グループ「メルトアーティスト翡翠」を結成し、前衛書を舞台演出・パフォーマンスに活用した舞台芸術「KAGURA公演」に出演する他、暮らしに溶け込むアートとしてインテリア書やアート書Tシャツの作成等、新たな書表現に挑戦中。
同年、書道および舞踊の実績より十勝文化団体協議会文化新賞を受賞する。
「いま、ここ」を大切に感じること、心が動くことを大切に、前衛書を中心とした制作・表現活動を続けている。
他、毎日書道展、奎星展、北海道書道展等にて入賞入選多数
1966年 北海道帯広市出身
ジャズピアニスト
音楽教室 Music Space“ANGEL”主宰。
ジャズピアノをメインに道内外で活動中。
またブライダル、各種イベントにてハープ、ピアノ、オルガン演奏も行っている。
現在、JAZZ SPOT B♭M7にてレギュラー出演。
「第54回おびひろ菊まつり」(帯広のまつり推進委員会主催、帯広菊花同好会共催)が11月1日から5日まで、5日間の日程で、帯広市内のとかちプラザで開かれます。
メインとなる総合花壇は菊のドレスをまとった女性の像を製作。帯広市の姉妹都市であるアメリカ・スワードからも交流団が参加し、国際色豊かに展開します。
菊ファンだけではなく、多くの一般市民が楽しめるイベントについて、帯広菊花同好会の髙井信夫会長に祭りへ向けた意気込みを聞きました。
SNSの普及を反映してか、昨年来場者から「写真の撮れる撮影スポットがほしい」という声が多く寄せられました。 スプレー菊は白や黄色のほかに、中間色など、さまざまな色の種類があります。今年は約3000鉢の菊で色鮮やかなドレスを作り、 ドレスをまとった女性の像を製作します。立体感のある総合花壇は、これまでにない試みで、見る人を必ず驚かせます。 ぜひ美しく迫力のある総合花壇を見に来ていただき、いい写真を撮っていただきたいと思っています。
はい、私はスワード市と姉妹提携を結ぶ準備段階から携わっています。もう60年近くも前のことです。
当時、帯広出身でアラスカの水産物を日本に輸出していた方と連絡を取り合い、姉妹提携に漕ぎつけました。今年の夏にもスワードへ行って交流してきました。その時に、10月末にスワードの市民が帯広に来られることが決まっていたのですが、菊まつりの直前に帰国してしまうスケジュールだったので、急きょ滞在の予定を延期してもらい、菊まつりに参加してもらえることになりました。
日本の菊は室町時代に中国から入ってきました。当時は天皇家でしか育てられない高貴な花でした。日本で改良された菊はやがて欧米にも波及して改良され、枝が分岐した中輪の「スプレー菊」が逆に日本に入ってきたという経緯があります。
欧米でも人気のある花ですが、日本の菊まつりで見られるような大輪の菊はめったになく、スワードの人たちも驚くと思います。
今年の菊まつりでは「スワード市長賞」のプレゼンターをスワードの人が務めます。どんな菊が彼らの目に留まるのか、楽しみです。
そちらも国際色豊かに展開します。私は菊まつりの実行委員長という立場ですが、帯広市国際親善交流市民の会、十勝インターナショナル協会の代表も務めております。今年は国際交流機構JICA北海道の協力を得て、東南アジアやアフリカの民族衣装や楽器なども展示します。ステージイベントもさらにスケールアップし、地元の人たちのクラシック音楽の演奏や歌謡ショー、 合唱のほか、JICAの方たちもお国自慢や民族舞踊を披露していただく予定です。このほかにも高校生たちの書道パフォーマンス、生け花の展示、また4年ぶりの開催となる「野点」も復活し、日本の伝統文化に触れていただけます。
菊まつりは全道各地で開催していましたが、あちらこちらで中止になっています。菊を育てるのは4月から10月まで、毎日の作業が必要で、少しでも手を抜けばうまく咲いてくれません。それだけ大変なのです。でも思い通りに育ってくれればこれほどうれしいことはありません。ぜひ多くの人に興味、関心を持っていただきたいと願っています。
昨年の菊まつりが大好評で、「帯広ではまだ菊文化が息づいている」と実感しました。今後は菊だけではなく、食に関するイベントや家族、3世代で楽しめる総合的な祭りに発展させられたらと思っています。