小さな国語塾のつぶやき
必要に迫られると・・・
「オンラインの新しい可能性を開く革命的なツール」と言われているZOOM、きちんと使い方などを学んで来月からスムーズに使えるようにしようと大張り切りだ。ZOOMを取り入れることによって遠方でも指導がしやすくなる、逆に自分自身が人様から指導していただくチャンスが増える、興味深いセミナーなどに参加できる、友人とのコミュニケーションができるなど考えるだけでワクワクする。本年度までは遠方の方から文章の添削を依頼されたときには「添付ファイル+メールのやり取り」が主流だったけれど今後はZOOMを使えばリアルタイムにどの部分をどのように直せばいいかなどを直接指導ができるので楽しみだ。メールで訂正箇所や注意事項を書いたり、添削したものを写真で添付しても「果たしてどこまできちんと読んで理解しているか?」と常に危惧していた。つまり、かなりの時間を使って添削しても「無駄」になっていた部分があっただろうということは想像に難くない。その点、ZOOMだと画面を通して相手の顔を見ながら直接指導ができるので理解しているかどうかが分かり、相手側からもすぐに質問を受けることが出来る。それにしても・・・スマートフォンを持つ気は全くない、ラインやフェイスブックには興味なし(必要性すら感じていない)、自家用車にはナビをつけていないという古いタイプの人間がZOOM?!と我ながら笑ってしまう。ふと思う・・・、人間って結局は「必要に迫られる」「興味がある」のどちらか、あるいは両方の条件がそろわないとヤル気が起こらないんだなあと。自分自身にとってはZOOMは仕事のみならずプライベートにおいても「必要に迫られている」「興味がある」という両方の条件を満たしている。さらに言うならば「必要に迫られる」に至るまでにはそれなりの明確な理由やヴィジョンがあるからこそなのだ。なかなか国語に興味がわかない、必要性に迫られていないというタイプが多い中、少しでも明確なビジョンを持つチャンスを作り興味を持てるよう常に試行錯誤している。
2018/02/08 09:27
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