小さな国語塾のつぶやき
「それでも前へ」
国語教室内に「それでも前へ」という10センチ四方の書が飾られている。これは去年の3月末に心の書画家 伊藤一樹さまの個展にお邪魔し、北海道に連れて帰ってきた作品。多くのメッセージの中から「それでも前へ」が一番ピーンときたから迷わず購入。何度も卒業、入学、就職・・・を経験してきた身としては当然のことながら「最高級に嬉しかった」時期あり、「人生で最悪だった」こともある3月。どんな時でも「それでも前へ・・・あきらめずに一歩一歩」と突き進んできたよなああ~(今もそうだけれど)とお教室に入って「それでも前へ」という書を見るたびに思うのだ。むろん人生においては「休む時期」「冬眠する時期」が最も大切なこともあるだろうが、たまたま自分自身に関して言えば「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。(鴨長明「方丈記」より)」をモットーに少しでも流れをせき止めたり立ち止まったりするとそこで「よどんでしまう」とばかりに常に前を向いて進んできた。※あくまでも「生き方」に関してであり、体調不良などなどの時は堂々と長期間休んできたし今後もその予定。伊藤様ご自身のプロフィールを拝見すると壮絶な経験をされていることが伺える。でも、どんなことがあってもあきらめずに少しずつ少しずつ、一歩ずつ一歩ずつ前へ・・・と歩んでらっしゃたからこそ、それらの体験が伊藤様の魅力に反映されているのかなああ~と去年を懐かしく思い出しながらふと感じた。ブログの文面からもあふれる素敵なお人柄!でも、実際にお目にかかると・・・・あまりの素敵さに一瞬で心がわしづかみにされた(笑)。奥様も本当に素敵な雰囲気で「ああ、想像通りの方だった!」と嬉しかった。詳細についてはカナダ在住のMayumi様がブログで紹介されているのでぜひお読みいただければと思う。ちなみにMayumi様とは直接お目にかかったことはなく、メール上でのやり取りのみだがいつかはお会いしたいと思っている。「それでも前へ」と日々まじめに?!生きていると必ず素敵な出会いがあり、会いたい方々にも会えるだろうと信じている。☜我ながら単純だと思うけれど(苦笑)。
2018/03/04 17:11
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