小さな国語塾のつぶやき
充て字
イカを乾燥させた「スルメ」。スル(盗む)を連想させることから、縁起のいい「あたり」に言い換えて「アタリメ」という名で呼ぶことも(今日の朝日新聞にも掲載)。さて、旧暦の10月は「神無月」。全国の八百万の神様が10月は出雲大社に会議出席のため出かけてしまい留守になる、そのため「神無月」になったとか。逆に出雲大社のある島根県では10月を「神在月」というそうだ。日本語はきちんと意味をこめて作られており、本当に面白いと感じる。とはいえ、中学生にとっては旧暦を覚えるのは至難の業。ごろ合わせで12月を覚える方法を指導している。興味のある方はご一報を。
2014/04/16 11:33
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です