小さな国語塾のつぶやき
八何の法則
捜査のための「八何の法則」というのがある。八何とは「1・何人(なんびと)が(犯人) 2・何人(なんびと)とともに(共犯) 3・何時(いつ)(日時) 4・何処(どこ)で(場所) 5・何人(なんびと)に対し(被害者) 6・何故に(動機) 7・如何(いか)にして(手段) 8・何をしたか(結果)」。なるほど、調書というのは誰が見ても納得いき分かりやすく書かれるべきものなので、こうした細かい規定があるのだろう。警察学校では毎日、日記を書くという作業があるそうだが、それがいずれ現場で活躍するときに役立つ力をつけることになる。文章を書くときには「八何」とまではいかなくても「読み手」を意識して、1・何人が3・何時・4・何処で7・如何にして・8なにをしたかぐらいは守るべきだろう。いつも言っているが、読み手の存在を意識することが大切。
2014/04/17 10:37
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