小さな国語塾のつぶやき
習うとは倣うこと
以前に書いた「学ぶ」の語源は「真似ぶ」、と同じような内容になるが「習う」とは「倣う」ことである。つまり模倣し、それを覚えて自分のものにしていくことが大切。最初から完全に自力で考える、ひらめきを期待するといったことは大学に入ってからの学問で十分だと思う。つまり国語に限らずどの科目でもしばらく考えて分からない場合は答えを写し、解説を読み・・・そしてそれらを覚えていくのがよい。以前、ある生徒が定期試験直前になって社会のワークを解こうとしたら全く分からない状態、教科書を読んでガンバって答えを埋めよう!と大張りだったのを即座に阻止した。時間的余裕がない時期ならばなおさら、ワークが真っ赤になってOKなのでとりあえず答えを写してから「問われ方」「答え方」を覚えていく、つまり模範解答を倣うのが点数アップの近道。
2014/05/27 10:26
-
-
コメントするには会員登録後、ログインが必要です