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小さな国語塾のつぶやき

言い換えの「言葉」

日本では昔から「丸い卵も切りようで四角、物も言いようで角が立つ」と言い、同じ内容を伝えるにしても相手を傷つけないような言い方を探すことが美徳とされている。結果として奥歯に物がはさまったような言い方になってしまうことはあるが、言い換えることが文化として根付いていることは確か。たとえば、芥川龍之介が将来の妻、文子さんにあてて書いたラブレターには文中に一度も「好きです」「愛しています」の類の言葉が出て来ないにもかかわらず狂おしいほどの想いが伝わってくる。「唯まあ会って、いっしょにいたいのです」などなど。つまり、ある言葉は何を言い換えているのかを国語の読解ではもちろんのこと日常生活においても見極めることが大切。ただし、全く同値ではない「言い換え」が横行している場合もあるので日常会話においては相手の表情や態度を考慮することも大切。有名な言葉としては「考えておく」で、関西では「断り」の意だが、関東では言葉通り「前向きに検討」という意で使われることが多い。ちなみに関西出身の自分自身に関して言えば100パーセント「断り」の意思表示として使っている。

2014/06/20 02:15

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