小さな国語塾のつぶやき
「而二不二」
「而二不二」とは、「而二」と「不二」の二つの言葉がくっついたもの。・「而二」とは、一つのものを二つの面から見ることで、・「不二」とは、二つの面があっても、その本質は「一」である、ということ。つまり「表があるから裏がある」「陰があるから陽がある」のであって「表ばかり」「陽ばかり」というわけにはいかないのが世の中の常。裏表という反対の視点から物事を見ることが大切であり、これらは国語では「対比」として用いられることはすでに何度か書いたとおり。さらには、国語では対義語を覚えておくことが大切。例えば「需要」⇔「供給」、「絶対」⇔「相対」、「主観」⇔「客観」、「具体的」⇔「抽象的」といった具合に」。これらはテストにでるだけでなく、生きていくうえでの一般常識としてぜひ知っておきたい言葉。
2014/07/04 10:16
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