小さな国語塾のつぶやき
『アナと雪の女王』
世界中で大ヒットを記録しているディズニー映画『アナと雪の女王』。その人気がついに書籍にまで波及しており、小説『アナと雪の女王』(サラ・ネイサン、セラ・ローマン:著、しぶやまさこ:訳/偕成社)が週刊ベストセラーベスト3に入っている(全国、帯広共に)。早速、昨日読んでみたところ・・・なるほど人気が出る理由というのが分かったような気がする。①ストーリーが分かりやすく、面白いから。②「お話」に不可欠な「びっくり」「どっきり」「うらぎり」がきちんと織り込まれているからという二点。たとえば「うらぎり」に関して言えば、ある意味読者を何度も「うらぎる」のである。アナと王子との関係、さらにはアナと氷売りの若者との関係・・・。一度目の「うらぎり」の後に、きっと氷売りがお話のキーを握っている?と読者は期待するのだが・・・・。詳しい内容は映画や本を見てのお楽しみ。それにしても・・・、ファンタジー小説を読んで感動するよりも、プロット(お話の構想)を色々と分析してしまう自分って天の邪鬼だと苦笑い。
2014/07/07 02:51
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