小さな国語塾のつぶやき
エッセイ
世の中には文章を書く職業がたくさんあるが、そのうちの一つが「エッセイスト」、有名な人では斎藤由香氏(斎藤茂吉の孫で、北杜夫の娘)がいる。エッセイを書く人・・・となるわけだがいまいちピンとこない人が多いだろう。そもそもエッセイとはなんぞや?エッセイとは「自由な形式で意見、感想などを述べた散文」・・・。この「自由」というのが曲者で、作文や意見文とはどう違うのか?とりあえず文章を書けばそれはエッセイと呼べるのか?と突っ込みたくなる。先日「エッセイ」についてのわかりやす説明文を見つけたのでここで紹介する。「エッセイとは『自分の書きたさ」だけに取り付かれていはいけない。他者が読みたくなるようにの方を優先する』(岸本葉子氏)。」小学校高学年になると「エッセイ(随筆)」を学校で学ぶが、その時には今までの「作文」のように自分に起こったことを延々と書くこより少し進歩して「他人」「読み手」を今まで以上に意識することが大切だろう。
2014/09/02 11:00
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