小さな国語塾のつぶやき
由来
「馬鹿」「馬の耳に念仏」「どこの馬の骨ともわからない」といったように「馬」について言い回しは、あまりよくない意味で使われるものが数多くある。むろん、「馬力」といったように良い意味で使われる場合もあるが・・・。いずれにせよ言い回しに使われるということは馬がそれだけ人間にとって身近な動物であったと言える。馬はとってもとっても賢い動物だということを肌で感じている自身にとってはよくない意味で使われるのはあまりいい気はせず、ましてや「馬鹿」だなんてとんでもない!と思ってしまう。さて、では一体なぜ「馬鹿」と使われるのか?当て字という説もあれば、次のような説もある。秦(昔の中国)の趙高が二世皇帝に鹿を「馬である」といって献上した。群臣は趙高の権勢を恐れて「馬」と答えたが、「鹿」と答えたものは殺された。そこから自分の権勢をよいことに矛盾したことを押し通す意味として「馬鹿」というようになったらしい。由来を調べてみると色々と面白い発見がある。
2014/09/08 12:48
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