小さな国語塾のつぶやき
参考文献
自分自身にとって「面白い」と思える本を探す方法としては、新刊、ベストセラーチェック、友人との情報交換を通して「おっ、面白そう」という直観を信じることがあげられる。さらには現在進行形で読んでいる本の巻末にある「参考文献」を見ることにしている。これが意外とヒットするのである。現在、読み進めている本は「阿蘭陀西鶴(朝井まかて著)」、江戸時代に活躍した歌舞伎、浄瑠璃の脚本を書いた井原西鶴の生きざまについての作品。今までは井原西鶴=脚本家「好色シリーズ」といった漠然とした知識だけだったが本を読むことによって、妻が若くして亡くなった、盲目だがしっかりした娘がいるなど「へーっ、そうだったんだ」と興味がわいてくる。次は「現代語訳 好色五人女(吉行淳之介 丹羽文雄)」(←参考文献より)を読んでみようと今からワクワクしている。巻末の参考文献に目を通してそこから派生する・・・ぜひお勧めである。
2014/09/23 03:14
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