小さな国語塾のつぶやき
敬語
「敬語」という言葉を聞くと「難しい」「面倒くさい」「日本特有」・・・などなどいろんなイメージがあるだろう。敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の三種類あり、これらを正しく使うのは至難の業。張り切って使おうとすると二重敬語になってしまったり、はたまた実は逆になってしまってたり。例えば本人は尊敬語を使ってるつもりが謙譲語になってしまったり。難しいからこそ、小学校の教科書のみならず中学校の教科書にも取り上げられており、学習するようになっている。当塾でも今月末から来月にかけて、敬語の仕組み、最低限覚えたほうがいい言葉について学習予定。では、こんなに難しい敬語は簡略化したりなくしたほうがいいかというと、そうは思わない。「敬語」をはじめとした礼儀というのは、この世をうまくいかせる油のようなもの、つまり潤滑油のようなものだと思うからである。礼儀を守ることで人間関係の歯車がスムーズに回ると思う。親しき仲にも礼儀あり、時には意識的に敬語を使うのもいいか?
2014/10/12 16:10
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