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小さな国語塾のつぶやき

子は親の鏡

東進ハイスクールの名物講師、林修氏が小池百合子氏との対談で次のように述べている。「僕は、誰かと話をしていて、お会いしたことのないその人のお父さん、お母さんが見える、その瞬間が好きです。」と。昔から「子は親の鏡」という諺もあるぐらいで、子供は親の影響を強く受けるというのは日々実感。さて、我が塾はというと有難いことに素晴らしい保護者の方々とお付き合いさせてもらっている!そんな彼らの子供たちなので、当然?どの子もお世辞抜きで素晴らしく良い子たちばかり!!!開塾まもない、知名度もない、看板もない教室に大切なお子さんを預けてくださってる・・・と思うと、感謝の気持ちと同時に「自分がしっかりと頑張って生徒さん達に少しでもプラスになる授業をしよう!」と心がける毎日である。

2014/04/18 01:53

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八何の法則

捜査のための「八何の法則」というのがある。八何とは「1・何人(なんびと)が(犯人) 2・何人(なんびと)とともに(共犯) 3・何時(いつ)(日時) 4・何処(どこ)で(場所) 5・何人(なんびと)に対し(被害者) 6・何故に(動機) 7・如何(いか)にして(手段) 8・何をしたか(結果)」。なるほど、調書というのは誰が見ても納得いき分かりやすく書かれるべきものなので、こうした細かい規定があるのだろう。警察学校では毎日、日記を書くという作業があるそうだが、それがいずれ現場で活躍するときに役立つ力をつけることになる。文章を書くときには「八何」とまではいかなくても「読み手」を意識して、1・何人が3・何時・4・何処で7・如何にして・8なにをしたかぐらいは守るべきだろう。いつも言っているが、読み手の存在を意識することが大切。
 

2014/04/17 10:37

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充て字

イカを乾燥させた「スルメ」。スル(盗む)を連想させることから、縁起のいい「あたり」に言い換えて「アタリメ」という名で呼ぶことも(今日の朝日新聞にも掲載)。さて、旧暦の10月は「神無月」。全国の八百万の神様が10月は出雲大社に会議出席のため出かけてしまい留守になる、そのため「神無月」になったとか。逆に出雲大社のある島根県では10月を「神在月」というそうだ。日本語はきちんと意味をこめて作られており、本当に面白いと感じる。とはいえ、中学生にとっては旧暦を覚えるのは至難の業。ごろ合わせで12月を覚える方法を指導している。興味のある方はご一報を。

2014/04/16 11:33

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きっかけ

講談社の漫画雑誌「モーニング」で連載中の「宇宙兄弟」、人気が出てアニメにもなった。JAXAの理事長をみた瞬間に「あれ?向井万起男さん?(宇宙飛行士、向井千秋さんの夫であり、医者)」と目が釘つけに。どういうことだろうと気になって調べたところ、作者の小山氏は向井万起男さんが書いた「君についていこう」という本をきっかけに宇宙についての漫画を書きたくなったという。登場人物の「せりか」は食欲旺盛で、医者という設定・・・ということは、やはりというべきかモデルは向井千秋さん。最初「点」だったものがどんどん広がって線になり、線と線が結びつきやがて自分の物になる。何にきっかけがあるかは分からない、ちょっとしたことで「新しい世界」が広がれば・・・という思いで「大人向け講座」募集中。お知らせ参照。

2014/04/15 10:24

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「分かる」とは「分ける」こと

「分かる」の語源は「分ける」。何事も一気に、しかも瞬時に理解できることは少ない。例えば、1000ピース以上のジクソーパズルを仕上げようとする時、まずは似たような色別に分けてから部分的に仕上げていくのが普通。「国語が苦手」という場合、「論説」が苦手なのか、それとも「小説」?「随筆」?「詩」?文法?古典?漢字?・・・と分けて分析すると対策をたてやすい。全部苦手という場合でも落ち込むことなかれ。本人にとって一番攻略しやすい分野から攻めていけばよい。攻略法についてはプロにお任せを。

2014/04/14 01:04

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ミラーニューロン

「ミラーニューロン」とは、相手が何をしているのかを見て反応する神経細胞のことである。誰かがアイスクリームを食べているときに、それを見ている「私」の脳内で「アイスクリームをたべているとき」に活動する神経細胞がまるで鏡にうつしたように活動する。つまり、素晴らしい「お手本」があれば自分が成長するチャンスといえる。塾というのは講師から勉強を教えてもらうだけではなく、周囲が頑張ってるから自分のモチベーションも上がるということが期待できるだろう。逆もしかり、自分に合ってない雰囲気等の場合はすぐに縁を切るべし。 

2014/04/13 07:19

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吸収

義務教育を受けている最中の若者たちは、「なんでこんなことを覚えなくてはならないの?」と思ったことは一度や二度ではないだろう。たしかに、平家物語の冒頭部分を覚えなかったからといってなんら人生に支障はない。せいぜい、国語の暗唱テストでつまってしまい恥をかく程度。ところで、不思議なもので「覚えなくては!」と力むとなかなか記憶にとどまってくれない。「もしかすると、そのうち役に立つかもしれないし立たないかもしれない」という気持ちで、とりあえず出会うものすべてを脳内に蓄積していくと意外と残っているもの。むろん、脳内にインプットしたことすら忘れてしまい一生涯使わない情報もあるだろう。が、以前にも書いたようにインプットの蓄積がなくては必要な時にアウトプットできない。とりあえず軽い気持ちでいろんなことを吸収していきたいものだ。

 

2014/04/12 03:22

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フィンランド教育

フィンランド出身でムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年ということもあり、雑貨屋さんでムーミングッズを見かけることが多い。思わず懐かしくて手に取ってみる今日この頃。さて、フィンランドといえばサンタクロース、ムーミンのみならず、学力世界一ということでも有名。独特の教育法があるそうで、家庭内の読書時間が長い、マインドマップと呼ばれる手法を元にしたカルタ使用の国語教育などなど。フィンランド教育法についてのテキストなどは日本でも市販されている。すべてではないが、参考になる部分は塾でも取り入れようと思っている。

2014/04/11 10:09

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技を身につける手段

あらゆる分野において、基礎練習と精神の鍛錬だけをして、本番で初めて難易度の高い技に挑んで成功するかといえば。。。成功するのは小説の世界だけ。実際にはおそらく不可能、大逆転はあるが、あくまでも偶然とかラッキーという話でしかない。つまり基礎固めをしつつ、なおかつ難易度の高いことにも挑戦する必要がある。通常の授業では両面からアプローチしているつもりだが、週に一度の授業ではなかなか定着しないので家庭学習が欠かさない。技を自分の身につけるためには結局はたゆまぬ努力だなあと感じる今日この頃。

2014/04/10 10:10

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外部から・・・

 最近話題の「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」という本を読み始めた。長らく気になりつつ、なかなか手が回らなかった。文芸書とは違い、読みやすく、写真での紹介もありサクサク読める。体はすべての臓器が関係性をもち、つながっているので例えば「肩こり」という症状に対して、ふくらはぎをもみ温めると結果として肩こりが解消するといったようなことが書かれている。切り傷、擦り傷であれば局所的に対処するのがベストだろうが、不調内容によっては局所以外から治療するという方法もありということには思わず納得。国語もしかり。漢字が苦手ならば頑張って反復練習するのが一番だが、小論文が書けない、論説が解けない。。。などといった場合はやみくもに問題にあたるのではなく、まずは基本、解き方ルール、書き方ルールを学ぶことが大切。

 

2014/04/09 08:54

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