こんにちは ケラアンです(=´ω`)ノ
やっと夏らしい気温になってきたら雨もちょくちょく降って湿度高めの空模様ですね。
湿気で洗濯物が乾かない(乾いていないような気がする)のが気になっていませんか?
このところ郊外の緑のパッチワーク風景に変化が出てきました。
日に日に赤く色づいていく小麦…
つい10日前くらいは、まだ青々としていたのに。
それがアーッという間に小金色(小麦色か…)。日に日に変わっていく様子がスゴイ…
色づきいだけではなく、この前の雨の後から麦畑に小さな変化が出てきました。
ありゃ…倒れてきている(。・ω・)
これは「倒伏」という現象で、雨を吸って重くなった麦の穂が風が吹きつけたように倒れていくのです。
その範囲は、回りを巻き込んで日に日に拡大していくようで「大丈夫かなぁ…」という気もします。
雨上がりの陽で乾いてきたら、また起き上がるんじゃないかとも思いますが、そうはいかないようです。
数年前に雨が続いた後は、ほとんど倒れていた麦畑を見たこともあった…
そういう状態になるとコンバイン(収穫機)でうまく刈り取ることができない…なんてことも過去にあったそうです。
しかし現在、コンバインの性能も各段に良くなって、倒伏があってもさほど問題なく刈りとれるのだそうです。
でも、あまり雨が続くと収穫作業ができなくなったり(ある程度なら強行するそうですが、土がドロドロになるほど降ると作業に支障が出ることもあり)、更に厄介なのが濡れた穂の「もみ」が発芽してしまう…なんてことにもなるのだとか…(。・ω・)
毎年、小麦の収穫時期になると雨が続くような気がしますが、今年も豊穣の実りが最高の品質で迎えられることをお祈りします。
この小麦が倒れた様子を見ていると「ミステリーサークル」ってのを思い出しました。
TVで外国の麦畑に円形や線が幾重にも重なった幾何学模様が出現して、これはUFOからのメッセージだ!と騒ぎになったことがありましたっけ。
科学雑誌にも特集で載っていたこともあったのですが、このところはすっかり話を聞かなくなりました。
あの事件は、いったいどうなったのだろうとググってみると、回答らしきものが見つかった。
ミステリー・サークルは、英国を中心に世界中で報告されている穀物(主に麦葉畑の)が円形(サークル状)に倒される現象。
あるいは、その倒された跡。円が複数組み合わされた形状や、さらに複雑な形状のものもある。英語ではクロップ・サークル(Crop circle)という呼称が一般的である。
1980年代に謎の現象として注目され、宇宙人説・プラズマ説等をさまざまな仮説が示された。
1990年代に入り、製作者自身による告白や、超常現象懐疑派による検証が進み、人為的なものと考えられている。
【制作者の告白】
1991年、イギリスのダグ・バウワーとデイブ・チョーリーの老人2人組がミステリー・サークルの最初の製作者として名乗りを上げ、簡単な道具と人力によって立派なミステリー・サークルが比較的短時間で作れることを実演してみせた。この実証により、現在ではミステリー・サークルは人間による悪戯と見なされるようになった。
この2人によれば2つ程度で、1982年頃から話題になり始めると作る個数を増やして最終的には250以上も作ったと見られる。
しかし深夜での作業の上に高齢による体力の低下と夫ダグの度重なる深夜の外出に疑念を抱いたアイリーンが難詰したため、ダグは「作業」を吐露。途中からアイリーンも加えた3人での作品作りになり、ミステリーサークル信者に混じりアイリーンも“作品”の出来栄えを喜んでいた。
なお、彼らが告白した理由は「クロップ・サークルを宇宙人や超常現象と結びつける人があまりに増えすぎたせいで国家を始めさまざまな公共機関でこの現象が議論され始め、自分たちのせいで税金が無駄にされるのは忍びないと考えたから」である。
気象の専門家が「竜巻が原因ではないか」というと、彼らはそれを受けてわざと小さな右巻きの円の外に左巻きの円を持つサークルを作って発見させるなど、自然現象での説明を困難にしていた。彼らの初期の「作品」は土曜の朝に発見されていた。これはダグが妻から外出を許されていたのが金曜の夜だったからである。
後に妻にばれると、妻はそのイタズラを喜び、いつでも外出する許可を与えたので、後年の作品は不定期に「発見」されている。ダグ・バウワーとデイブ・チョーリーは、ミステリー・サークル製作の「功績」を称えられ、1992年にイグノーベル賞の物理学賞を受賞している。
(ウィキペディア 「ミステリーサークル」の項より)
なに?人為的なものだったのか…。 それにしても人騒がせですねーっ(。・ω・)
でもそんな彼らが功績を称えられて賞を頂く…というのもずいぶん大らかなお国柄で。
でも、ダメですよ。麦畑に勝手に入っちゃ(; ̄_ ̄)/
陽の色を吸ったような黄金色の麦畑が広がっていくのを眺めていると、これから本格的に暑さが増すというのに秋がやってきたような気がして、少し寂しい気分になることもあります。
これは色彩感覚というか、色の先入観だと思いますが、夏の青空は「寒色系」の色なのに暑く感じるし、秋の紅葉も「暖色系」の色なのに寒々と感じるのは色のイメージ以上に皮膚感覚的な印象の方が勝っているのでしょうか…。
麦といえば「麦酒」が美味しい季節です。
とかちむら でも来週20日(土)から初めての試みでビアガーデンが始まります。
明日のご飯の仕入れもできるビアガーデンだょぅ(=´ω`)ノ
もうすぐ、この小麦も収穫の日を迎えます。短期間で作業を終えるため、あちらこちらでコンバインが忙しく夜通し走りまわることでしょう。くれぐれも幹線を使って移動中のコンバインにイライラなさいませんように…。
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