こんにちは ケラアンです(=´ω`)ノ
先日、職場の旅行で然別湖へ行ってきました。
もう秋は始まっていますが、思ったよりも寒くなかった。
ダウンジャケット(ウルトラライトダウン)まで用意してましたが、たんにお荷物…(´・ω・`)
今年の旅行はオプションでガイドツアーがありました。
然別湖ネイチャーセンターの案内で『苔の森ウォーク』というのに参加。
ガイド付きのツアーに参加したのは初めてだなぁヽ(*´∀`)ノ いつもは無知で山歩き…
紅葉が進んでいるようですが、ガイドさんのお話では「今年は紅葉というより木々が疲れて色あせてきている感じです」とのこと。 …そういえば鮮やかさに少し欠けているところがあったかもしれない。
ツアーのコースは駒止湖の周辺の森の中。
駒止湖は周囲800m程で、火口の跡が湖となったと言われています。
まだ、ガスが出ているそうで、見ていると時折、湖の底から泡がポコポコと出てきます。
駒止湖は、アイヌ語ではオッチシトウと良い「女性のすすり泣きが聞こえる沼」という意味だそうだ。
「駒止湖」の名前は、然別湖にオショロコマを釣りに行く人が途中で馬を止めて水を飲ませたのが名前の由来と云われる。
問題のコースですが、「ウォーク」と言うので、のんびり木立の間を行く道を想像していましたが、けっこうな山道で、道に張りだす木の根や岩、時折胸元近くの深いササ藪漕ぎするシーンもありました。
軽装の人もいましたが、さすがに倒木を越えるのは厳しかったようです。
その甲斐あって苔の森!
この辺りは岩がゴロゴロしていて木々も根を深く張ることができないので大きくならないそうです。
それでもこうして苔が幾重にも重なって十数センチになり、朽ち木も土となって他の植物を育んでいます。
ときおり見かける色々なキノコ。食べられるかな…
ちょうどキノコ狩りの季節でもありますが、知識に乏しいのでみんな妖しく見えてしまう…
苔もキノコも菌糸から育つそうですが、その形・生き方はさまざまです。
苔の鞘。
これが弾けて胞子を飛ばすのだとか。なんだか松ぼっくりに似ている感印象です。
家の裏に生す苔とちがって大自然では苔にもたくましさを感じます。
秋が深まっているとは言え、まだ森の中は温かささえ感じてきます。
見上げる木立の葉は赤く染まっていますが、足元の緑はイキイキとした鮮やかさを保っていました。
幹線(道道85号線)から駒止湖の向こう側に見えたガレ場。
火山の噴出物が固まってこのような景色を作りました。ここはナキウサギの生息地にもなっているそうです。
残念ながらその姿を見ることはできませんでしたが『ピチッ』という鳴きご声を2度聞くことができました。
どうやらこちらを警戒していたようです。
この森ももうすぐ静かな白い冬を迎えてゆく。
ナキウサギは冬眠をしないのだそうです。
-30℃の極寒の中、春までどんな暮らしをしているのでしょう。
いつかはこの森でナキウサギに会ってみたいものです。
でも、ガイドの方も自分の目で見たことはないそうで、会えることができればラッキーですねヽ(*´∀`)ノ
ツアーの途中で、望遠レンズを付きカメラを持った人を数人見かけました。
ズーッとガレ場で待っていたので、粘り強さこそが幸運を捉える鍵のようです。
私は落ち着きがないのでダメですが…。
もしくは強運を手に入れないとw
身近に自然のある暮らしをしていますが、日常からかけ離れたリアル大自然に触れたのは初めてだったかもしれません。
目の届く距離にそういう景色が残されていて、そこまで自分の脚で行くができるのは喜ばしい事なのです。
その機会は、多くはありませんが、こういったツアーを利用するのは知識も深まるし、なにより安心して自然の懐に入っていけるので良い経験になりました。
機会がありましたらどうぞご利用ください。
今日の『トントン』
ぴあざフクハラ西18条店の自動販売機。
街に増殖中です。
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