- 2014-10-01 (水) 0:00
- 素顔覗き見!リレートーク
- 投稿者:mori
十勝で働く“あの人”の知られざる素顔を覗くリレートーク。十勝を支える人々にスポットを当てたコーナーです。
前回のビストロコムニの田中将さんのご紹介で、Aコープおとふけ店の橘ななみさんにバトンタッチ!
スーパーの店員と歌手の2つの顔
高校の時にアルバイトしていたAコープおとふけ店で、卒業後も働き続けている橘さん。高校卒業と共に一度は辞めたものの、チーフから「戻ってこないか」とオファーがあり、パートとして復帰しました。常連さんとも気軽にあいさつを交わすほど仲が良く、まだ19歳という若さながら店を支える一人です。
そんな橘さんが、帰宅して真っ先に向かうのはキーボード。実は、仕事の合間を利用して歌手活動をしているのです。作詞・作曲は全て自分。営業活動からスケジュール管理など、マネージャー業も全て一人でこなします。「まずは帯広でも一二を争う歌手になりたいんです」と、毎日譜面と睨めっこ、曲作りに忙しい日々です。
互いに高め合う友人兼ライバル
歌手になろうと橘さんが決心したのは高校生の頃。「友達とカラオケに行って歌ったら好評で、自分の歌で誰かを楽しませてあげられるんだって思ったのが最初です。」と当時を思い返します。卒業後の進路について考える時期になり、仲の良い友人が同じ目標を持っていると知りました。夢に向かって取り組む姿が橘さんを奮起させます。「負けてられない、自分も何かしなくては」と、自身も作詞・作曲を始め、高校を卒業するとライブハウスなどで本格的に活動を開始。「歌手になりたいと思ったきっかけはカラオケだけど、決定打はあの子でした」。互いに帯広で活動している現在、予定が合えば演奏を聴き合う事も。近くにいるライバルの存在が、橘さんを突き動かしているのです。
音楽を通して誰かを励ましたい
悲しみ、怒りなどのマイナスな感情が込められていても歌にしてしまえば味や個性として肯定的に捉えてもらえるため、普段言えないことも言えるようになるのが音楽の魅力だと、橘さんは語ります。そのため作る曲はマイナスな感情を込めた歌詞が多め。自分の体験をもとに書くこともあるため、気持ちが入り過ぎて歌いながら泣いてしまう事まであるとか。「幸せな気持ちとかを歌詞にしても落ち込んでる人には伝わらないと思いました。辛い思いをしているのは自分だけじゃないと共感して貰うことで、聴いている人の気持ちがスッキリできるかもしれないと思ったんです。」と橘さん。普段の可愛らしい声とは打って変わって歌声は大人っぽく深みがあり、周囲へと響き渡ります。ライブハウスで歌っている橘さんを見かけたら、是非応援してください!
最後に橘さんからのお知らせです。
10月にライブハウス「帯広レスト」でのイベントに出演します!
お時間が空いている方は是非足を運んでみてください。
一度聴いたら、彼女のファンになっちゃうかも?
【スタジオ・レスト16周年記念ライブ】
開催日:10月11日
時間:17時オープン
料金:1500円(ワンドリンク付)
住所:帯広市大通南8丁目19-4
Aコープ おとふけ店
河東郡音更町大通5丁目1番地
0155-42-4334
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取材:TONxTON事務局
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