- 2015-05-20 (水) 12:55
- 十勝のパワースポットを探そう! | 雑記
- 投稿者:ケラアン
西帯広通りの大成川沿いにある『津田の森』
津田とはこの緑地公園のもともとの所有者、津田禎次郎氏の名から付けられたものです。
明治時代にこの地に入植し、第一期伏古村(帯広市編入前)村議会議員や帯広町外四付組合議員などの公職を歴任し、地域産業の発展・教育の振興に貢献。特に水田起業に果たした功績は大きかったという・
詩文にも秀いでおり、自らを『涓涓洞』と号しており、晩成社の依田勉三、鈴木銃太郎、渡邉勝らとの交遊も深めていたそうです。
大正2年、日常生活の喧噪を離れるために母屋に接した“”はなれ『涓涓洞(けんけんどう)』を設けで風光を楽しんで悠々自適に過ごした。
後に涓涓洞と自然豊かな森は帯広市に譲渡され、市民憩いの森となっている。
住宅街に囲まれた森ではありますが、大自然の息吹は森の外まではみ出るがごとく豊かで、街の喧噪のなかにあるとは思えないほどですね。
生命にあふれた森の中は、木材チップの敷かれた散策路もホッとするほど柔らかく、心も癒されてくる。森の外を通過する車の音が潮騒にすら聞こえてきそうです。
路の中程に名前のわからないお地蔵様(?)が建てられており、涼と癒しに訪れる人たちのこころを和ませることでしょう。
もう少し季節が進むと虫除けが必要になるかもしれませんが、一層森らしい景色が楽しめるでしょう。
木漏れ日が降り注ぎ、新緑と春の野花にあふれる今もまた良い頃かと思います。
まだコメントはありません。