車の中でAMラジオを聞くのがけっこう好きなのですが、仕事で車を運転しているときに、
たまたま聞いていた番組が東北・関東地方を襲った大震災の特番でした。
輪番停電の実施に対する東京電力のしどろもどの会見に、
酷いツッコミを入れる記者に対して番組のリスナーから
「初めての試みなのだから(東京電力側の)手際が悪くても仕方がないのではないか」
「でも被災地を停電にしてしまったのは不注意すぎ」
「記者は全員名乗ってから質問すべきなのでは」
「輪番停電を計画できるのは、日本の電力会社が高い技術力を持っているから」
など。
メディアに対する批判から、東京電力への叱咤、初めて知ることまでさまざまでした。
ラジオは昔から「視聴者参加型」のメディアではありましたが、
昔のハガキとは違って、番組宛にメールで意見を投稿することができ、
リスナーの意見を電波に乗せる「スピード」が昔とは段違いです(年齢がバレますね(^^;))。
もちろんラジオでは、全ての投稿が公共の電波にのるわけでありませんが、
動画投稿サイトなどと違って「意見の言い放しではなく」
コメンテーターがそれらの意見に対して分かりやすく総括したり、
反対の意見も取り上げるなど、メリハリがあって「もっと聞いていたい」と思わせるような内容でした。
TVといえば ~記者会見を流し、震災の映像を流す~ どこも画一的な報道になっているように感じます。
もちろんTV映像の速報性、圧倒的な情報量も重要ですが、
ラジオや動画投稿サイト、ツイッター、そしてブログなどさまざまなメディアがあります。
私達はこういった災害の時こそ、ひとつのメディアの情報に捕らわれない、
冷静なメディア選択が必要なのかもしれませんね。
[TONxTONスタッフ:イッチー]
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