PEONY ~若石足療~
【五月病を乗り越える】足もみセルフケア
五月病は身体からのサイン
4月は進学や就職、新しい人間関係など、環境が大きく変わった人も多いのではないでしょうか。
最初は「新しい環境で心機一転!」とばかりに張り切っていたのに、1ヶ月ほど経って状況に慣れてくると、人間関係や仕事が思いのほか上手く行かない、頑張りすぎて疲れてしまっている・・・なんていうことも。
こういったストレスに気付かず頑張っていると、ゴールデンウィークを過ぎた頃から急にやる気がなくなったり、気分が落ち込むことが出てきます。
いわゆる『五月病』と呼ばれるもので、症状には疲労感や食欲不振、不眠などがあり、まじめな性格や几帳面、完璧主義で頑張りすぎる人に多くみられます。
五月病にならないためにできること
・不安を軽減する
目標をあまり大きくせず、取り組みやすいことから始めます。 最初から完璧にできる人はいません。失敗から学ぶことも多いはずです。
・バランスの取れた食事を心がける
「ストレスから、つい食べ過ぎてしまった」という人もいるのではないでしょうか。
食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎは逆効果です。
普段の食事にサラダを足したり、外食では和食のメニューを選ぶなど、手軽にできることから始めると良いでしょう。
・睡眠を十分とる
睡眠不足は身体の不調を招きます。規則正しい生活を心がけましょう。
・ストレスをためないようにする
音楽を聴いたり、読書やスポーツなど、自分の好きなことでリラックスできる時間を作りましょう。
ストレッチやマッサージにはリラクゼーション効果があります。
次章では、自分でできる足のマッサージについて解説します。
足の反射区を見てみよう
今回は、不安の軽減やリラックスに効果のある反射区をご紹介します。
画像を参考にして反射区を揉んでみましょう。
・頭部(大脳)
頭部の反射区は、両足の親指にあります。 大脳の右半球は左足にあり、左半球は右足にあります。
親指のふくらみ部分をまんべんなく揉みます。
・頸椎
頚椎の反射区は両足にあります。
親指の第一関節と第二関節の間で、やや側面の骨のキワになります。
指先の方からつけ根に向かって擦るように揉みます。
・副腎
副腎の反射区は、両足の中央よりやや上にあります。
土踏まずより少し上で、足の指を内側に曲げたときに凹みが出来るところです。
ここは湧泉(ゆうせん)と呼ばれるツボでもあり、痛みが強いことがあります。
深い位置にある反射区なので、足もみ棒などでしっかり押し込みましょう。
足を揉むときは指の腹や、指の関節などを使います。
力がない方や、より強く刺激したいという方は、足もみ棒などを使ってください。
足は該当する反射区だけを揉むのではなく、足全体を揉んで全身の血行を促進することを推奨しています。出来るだけ、足全体を揉むように心がけてください。
足もみをする時の注意点
・食後一時間は避けてください。
・妊娠中・生理中・手術後・怪我をしているときは避けてください。
・肌を保護するため、クリームやオイルなどを使いましょう。
・足をもんだ後は、白湯または常温のお水を飲みましょう。
2022/04/24 09:49
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