
チーズ工房NEEDS オリジナル8点セット
7,136円(税込)
大地のほっぺ300g、槲(かしわ)150g、モッツァレラチーズ(真空タイプ・さけるタイプ・水入りタイプ・水入りプチボールタイプ)、カチョカバロ(200g)、ミルクジャム(140g)の8点セット
2003年にチーズ作りが始まった十勝の幕別町にあるチーズ工房NEEDS(ニーズ)。当時は若者たちのチーズ職人集団として地元でも注目され、今では経験豊富な立派なチーズ工房として十勝管内のみならず、東京のレストランにも出荷する有名工房へと駆け昇っていきました。
有名工房となったのは、商品の開発からプロデュース・販売活動など多岐に渡る努力の賜物。長年受け継がれてきたその熱いマインドを商品へと注ぐのは、現在の工場長・磯部 公児(いそべ こうじ)さんです。当初はチーズ業界について知らないことも多く、消費者である私たちと同じ立場だったと言います。
実際にNEEDSに勤務するようになって気づいたのは、「いつものテーブルにチーズを」というモットーに初めて触れた時感じた、他の工房との違い。大手メーカーやフェルミタイプの工房とも違う、NEEDSならではの立ち位置です。チーズの作り方にはもちろんこだわりつつ、安定した量をしっかりと供給することができ、幅広い年代の人に楽しんでもらえるようなやさしい味。普段の食卓に上がるチーズという点を考えると、今あるNEEDSの商品ラインナップはまさしくモットーに沿っているんだな、と感じたそうです。いつでも気軽に手にとってもらえるチーズを作り続けていくこと、それが今までの、そしてこれからも変わらないNEEDSの軸になっていくと語ってくれました。
生まれ育ちは兵庫県。10年ほど東京でサラリーマンとして活躍しながら、自分の人生・将来について考え北海道へ移住を決意した工場長の磯部公児(いそべこうじ)さん。これまでどのようにして歩んでこられて、NEEDSにたどり着いたのでしょうか?
北海道に来たのは2002年頃ですね。始めは大樹の方の農業法人に入ったんですね。そこで6~7年働いて、1年だけ苫小牧に行って。その後にまた十勝に戻ってきて、大樹町にある漬け物屋さんでNEEDSのモッツァレラを使って販売していたり。そこも6~7年居て、ここに来た、という感じですね。農業法人で勤務していた時代には、NEEDSのモッツァレラから出たホエイを使ったホエイ豚の飼育も担当していたんですよ。その時から関わりがあって、まさにその”縁”が今に繋がっています。
まさかその時の”縁”が、今こうして工場長として働くことに繋がるとは・・・不思議なものですね! ところで、近年外食産業の影響でチーズの認知が広がりつつありますが、私たち日本人にとってはまだまだ身近とは言い切れない部分も多いと思います。美食の国・フランスでは1人当たりの年間消費量は約26kg程度ですが、日本では約2.4kgと聞きました。食文化の大きな違いが現れていますよね。磯部さんご自身は、チーズはよく食べる方でしたか?
実はそれほどチーズを食べる習慣はありませんでしたが、NEEDSヘの転職を決意した時、自分は1年間でどれだけのチーズを食べられるんだろうと、記録をつけました。それでも15kg程度なんですよ。その後研修でフランスに行った時にスーパーで陳列されている乳製品の量を見て「敵わないなあ。」と感じましたし、文化そのものの違いはあれど、これが本当の意味での「いつものテーブルにチーズを」が実現されている風景なんだなと実感しましたよ。
わ!15kgですか!日本人の消費量から見れば十分ですよね。その熱心な姿勢がチーズへの想いを育てているんですね。頭が上がりません。消費者の立場から、今度は生産者として研究を重ねる姿が、十勝のチーズ工房として名を馳せるNEEDSのこれからを支えているんですね。ではチーズを作って販売する上で、特に伝えたい想いはありますか?
チーズは高カロリーで太る、なんて嫌厭されがちですが、栄養成分が豊富な食品です。単純にいえば牛乳から10分の1しか固形分ができないので、いかに栄養が凝縮された製品かは皆さんにも馴染みあることでしょう。しかも製造しているチーズは、工房の周りに広がる100年以上の歴史を誇る新田牧場の良質な生乳を主原料に作られる製品。チーズ独特の味わいも残しながらも、クセが少なくミルクの風味をしっかりと感じられます。1つ1つに自然の恵みも凝縮されていて、だからこそ日常的に口にして欲しい、NEEDSの想いはここに繋がります。
私は「大地のほっぺ」が大好きです!塩分が控えめで、しかもミルクの甘みもしっかり感じられて、とっても食べやすいんですよね。まさに日常的に口にしたいと思える、やさしい味わいがクセになります。磯部さんは全国で開催される物産展などにも直接足を運んでお客様に販売する機会もあると聞きました。どのような瞬間に喜びを感じますか?
地域によって異なるお客様の反応に、驚きつつも面白さを感じます。自分が紹介するとどうしても商売っぽさが出てしまうけど、食べてくれたお客様が別のお客様におススメしてくれて、その場で私も!なんて光景を見ると、嬉しくなります。チーズを身近に感じて欲しい、その想いがお客様に通じる瞬間。食べる人を選ばない自慢の商品を、自信を持って勧める原動力です。そんなお客様の声があるからこそ、新しい商品にも挑戦したいと考えています。私たち自身も様々な情報を見ながら、作り方を見ながら、想いを込めながらお客様に納得してもらえるものを提供したいと思っています。
そこには「チーズ工房NEEDS」としてのプライドはもちろん、徹底的な品質管理と安定した供給、お客様の声を聴いてその想いに答える努力の積み重ねが必要なんですね。チーズ工房がひしめき合う酪農王国十勝には、歴史ある工房がたくさんありますが、その一躍を担う作り手としての想いが、私たち消費者の日常にチーズがある風景を作ってくれるんですね。私もこれからの毎日に、また皆さんの食卓に、チーズがある風景の実現を応援したいと思います!
NEEDSといえば、可愛らしいパッケージにも注目。贈り物にも喜ばれます。
ゆっくりと職人の手と目で作り上げられるチーズ。素材の美味しさを壊さないように、優しく丁寧に作られています。
〒089-0788
中川郡幕別町新和162-111
TEL 0155-57-2511
7,136円(税込)
大地のほっぺ300g、槲(かしわ)150g、モッツァレラチーズ(真空タイプ・さけるタイプ・水入りタイプ・水入りプチボールタイプ)、カチョカバロ(200g)、ミルクジャム(140g)の8点セット
6,315円(税込)
大地のほっぺ300g、モッツァレラチーズ(真空タイプ・さけるタイプ・水入りタイプ・水入りプチボールタイプ)、カチョカバロ(200g)、ミルクジャム(140g)の7点セット
5,336円(税込)
大地のほっぺ300g、モッツァレラチーズ(真空タイプ・さけるタイプ)、カチョカバロ(200g)、ミルクジャム(140g)の5点セット
4,666円(税込)
大地のほっぺ300g、モッツァレラチーズ(真空タイプ・さけるタイプ)、カチョカバロ(200g)の4点セット